注文住宅における照明選びの注意点

注文住宅の魅力は、外観や内装・間取りは勿論、内装や細かい設備まで全て自分で選べることです。そのため、折角注文住宅を建てるのであれば、モデルハウスのようなお洒落な家にしたいという人もいるでしょう。しかし、洗濯によっては後日、思わぬ悩みを引き起こす設備もあります。それが照明です。
照明の中でも、人気となっているのが天井に埋め込む形で設置するダウンライトです。吊り下げるタイプとは違い、天井がスッキリと見えるだけでなく、埃などが溜まる心配がなく掃除の手間も殆どかかりません。ただ、ダウンライトには一体型と電球交換型という種類があります。明るく最初の設置費用も少なくて済むことが多いのが、一体型です。注文住宅を建てる費用を抑えたい場合は一体型が良いこともありますが、電球のみを取り外すことができないため、寿命が来た時には照明自体を交換する必要があります。交換は配線を伴う工事となるため、専門業者に依頼をしなければいけません。そのため、軽い気持ちで一体型を選ぶと後日思わぬ費用がかかることがあります。
ダウンライトは天井に一つではなく、複数のライトを設置する形が主流で、一度にすべての照明が切れるとは限りません。切れるタイミングが異なれば、工事を依頼するタイミングで困ることもあるものです。
そんな悩みを抱えたくない場合は、電球の交換ができるタイプを選ぶことも検討しておくと良いでしょう。ただ、交換型であっても使っている間に本体部分に不具合が出る可能性もあります。そのため、交換型であれば半永久的に使い続けていけるとは言い切れません。さらに、一体型の場合は調光やセンサーなどの機能が付いていることがありますが、交換型は一般的な電球と変わらない状態となることが多いものです。そのため、設置する場所によっては一体型の方が良いこともあります。
注文住宅で照明を選ぶ際には、実際に住み始めた後のことまで考えた上で最適な照明を選んでいくことがおすすめです。