照明のタイプを理解しよう

理想の住まいというのは様々な要素が集まって生まれるわけですが「灯り」というのも大事なところです。安心できる「灯り」つまりは照明があってこそ、理想の素敵な住まいはつくられます。
注文住宅であれば様々なことが自分の理想に作れるのであれやこれやと決めるわけです。自身の好みにカスタマイズできることが注文住宅の最大の醍醐味であり、嬉しいことではあるのですが、だからこそ難しいことではあるのです。
しかし、照明選びをしっかりと理解しておけば上手くいきやすいことでしょう。照明は視覚にダイレクトに影響しますので、空間の雰囲気は照明で決まると言っても過言ではないほどです。
では具体的にどんなことを考えて決めると良いのでしょうか。まずはライトの種類を知ることです。照明にはおおよそ5つの種類があるとされています。
1.シーリングライト
2.ダウンライト
3.ペンダントライト
4.スポットライト
5.ブラケットライト
です。
これらをしっかりと理解して選ぶことにしましょう。
基本はシーリングライトになるかと思います。一般的に幅広く使われているのがこのシーリングライトです。ドーム型であったり、フラットな形などさまざまな形があります。大体は天井の中央につけて部屋全体を照らすということになり、サイズも豊富なので様々な部屋の大きさに対応できます。大きいものから小さいものまであるので幅広く使えるということでこれがほとんどの場合メインとなることでしょう。子供部屋や賃貸などの部屋にも多いです。シーリングライトは、多少出っ張った感じになるので照明器具としての存在感がそこそこあります。そのためデザイン性を求める人にとっては少々不満な方もいるかと思います。しかしながら、とにかくバリエーションが多く、スピーカー内蔵型や、スマートフォンと連携できるものなど機能性が高いものも最近は増えています。まずはこのシーリングライトから考え始めると良いでしょう。
次にダウンライトは、天井に埋め込む小型の照明となります。これは、天井に埋め込むという形になるので、部屋のデザインを崩すことなく明るさを維持することができるという点で優秀と言えます。しかし、照明そのものをこだわりたい、というのであればこうしたシンプルなタイプはあんまり適切ではないかもしれません。
ではそういった方にはどんなのが良いのか、となりますと、ペンダントライトであったり、ブランケットタイプのものがおすすめです。特徴的な照明が空間の雰囲気を良くしてくれます。そのライト自体が一つのインテリアとしての機能を果たしてくれます。デザインも多種多様で専門のお店があるくらいです。機能性も含めてデザインのよいものを、というのであればそういった専門店などでも相談してみると良いでしょう。